• みこべ

<自然の恵みを和食でいただく>

最終更新: 2018年5月11日

 初夏のような陽射しのGW前半でしたね。皆さんはどうお過ごしでしたか?みこべは「3つ子の魂が地球を救う~子育てフォーラムin出雲~」というイベントで出雲に行ってきました。このイベントは“夢の森いずも”という保育団体が企画した、上映会と講演、シンポジウムなどのフォーラムで、『いただきます』『「蘇れ生命の力』の二本の映画に麦っ子が登場しているご縁でお招きいただきました。神々の国出雲には生まれて初めて行きましたが、会場は出雲大社のすぐ近くなので、前日の夕方大社に行ってきました。「いただきます」のVin Oota監督が「この時間はdream timeなのですよ~」と、夕暮れに向かう光を捉えて撮影。私達は(九州の高取保育園2代目園長の松枝先生とご一緒)と清浄な気に満ちた場で、明日のフォーラムがつつがなく進むようお祈りしました。


 今回この企画をした趣旨は、子ども達の未来を守る為に、出来ることに気づいた人が、気づいた場で―、と呼びかけて実現したそうです。

その中の一つに、コンビニ弁当に代表される水煮食品に多用されるリン酸塩の危険性を指摘した講座がありました。身体の栄養に必要不可欠なミネラルは、リン酸塩が混入した食材を使うとミネラルとくっついて体外に出てしまう為、一見栄養豊かに見える食品(持ち帰り弁当、トンカツ、精製油を使った食品、水洗いのカット野菜、化学調味料で味付けしたものなど)を食べないようにすること、特に子どもは自分で食事を選べないので、親の責任は本当に重いのです。ついつい面倒がって、コンビニやスーパーでオニギリや冷凍食品を買っていないでしょうか?裏側のラベルを見ると、かなり多くのものにリン酸塩が入っていることが分かります。これも、気がついたその時から、親が出来ることですね。


 映画はもうご覧になった方が多いと思いますが、まだの方は時間を作ってぜひ観てくださいね。「いただきますーみそをつくるこどもたち」は、九州の高取保育園を1年間取材して撮影された映画です。Vin監督はあの有名な「はなちゃんのみそ汁」を撮影後、はなちゃんが在園していた高取保育園に通われたそうですが、創立者の西園長が、増え始めたアトピーの子を前に、子ども達の食生活を和食に切り替えたドキュメンタリー映画です。毎月50kgものお味噌を作っていることに圧倒されます。そして、お腹いっぱいモリモリと山盛りの納豆ご飯を食べる子、ごはん粒をくっ付けたままコックリコックリ眠っちゃう子、美味しくてニコニコ笑う子の顔は、麦っ子の子達と全く同じです。本当に美味しいものは残さずに食べる―って、当たり前の風景ですが、今は野菜を食べたがらない食の細い子が多いのです。高カロリーの牛乳を飲んだり、お菓子を食べていれば無理のないことではありますが…。


 「蘇れ生命の力~真弓定夫ドキュメンタリー~」では、小児科医である真弓先生やお産の現場に寄り添う吉村正先生の姿が紹介されています。真弓先生の姿勢や言葉の重み、自然の営みの中で起きることとして命の誕生を見守っている吉村先生の姿…。全ては自然のなせる業(わざ)として謙虚に受け止めているお二人の姿に改めて感動しました。真弓先生が常々おっしゃっているように、人間も自然の中で生かされているヒトといういち動物であることを忘れてはいけないと思いました。真弓先生に出会ってから、麦っ子が自然の恵みを大切にした食材を厳選した和食を中心とする食事に切り替えて30年になります。保育園を訪れた方達が一様に「麦っ子の子達は穏やかですね」と言って下さるのは、間違いなくこの食事内容に関係あると思います。子ども達の顔を見ながら心を込めて作るお台所のごはんの美味しいこと!山盛りごはんをうれしそうに食べている子ども達の笑顔のなんて可愛らしいこと♡ 麦っ子が子どもの力を信じて続けてきた保育の様々な場面が、映像を通してたくさん紹介されています。

上映後、会場に来て下さった方々や、夢の森のスタッフの皆さんなどが、「麦っ子の子ども達の姿に感動しました」、とおっしゃっていただいて、返って私の方が感激して胸が熱くなりました。こんなふうに麦っ子の保育が日本のあちらこちらに伝わっていく日がくることを、想像もしていませんでした。真弓先生の映画は毎月必ず3〜4回は、日本のどこかで自主上映されていますし、先日はシドニーから上映会の収益を麦っ子にと、主催者の方が振り込んで下さいました。なんてありがたいことでしょうか。

5月には、かりんとありちゃんのお母さんが呼びかけた実行委員会の皆さんが中心になって、座間ハーモニーホールでも上映されます。皆さん、たくさんの準備、本当にありがとうございます。ぜひ、座間でも多くの方々に観ていただけるようご協力をお願いいたします。


  *当日いただいた“夢の森特製お弁当”の美味しかったこと!そのお野菜

を提供された自然農を営んでいらっしゃる坂本さんの田圃を見せていただきました。山から引いた湧水をたたえた美しい棚田には、オタマジャクシやタニシ、シオカラトンボ、日本ザリガニなどが生息しています。信州育ちのみこべは生まれ故郷に帰ったようで幸せでした。

                         (2018.5.1)

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