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  • 執筆者の写真みこべ

先回りしない・後始末しない

 長い梅雨がようやく明けた途端、モーレツな暑さがやってきました。もう水遊びしかありませんね。朝7:20くらいになると、デッキにちびプールを置いて水滴が落ちる程度の大粒ミスト(?)で涼みます。大人も肩が濡れるだけでも気持ちがいいので、一緒に濡れて暑さをしのいでいます。8:00過ぎになると、学童も一緒に大きいプールのお掃除をして、プール遊びの準備です。前日残った水をバケツにすくったり雑巾で集めて絞ったり~。これが案外楽しいのです。

 そして今夏の圧巻は、砂場の泥遊び!!最初こわごわ入っていた子も、あっという間に泥んこになって、パンツもシャツも見事な泥染めの色合いになります。こんなに思い切り遊べるって、なんてステキで幸せなことでしょう。お母さん、お父さん、毎日のお洗濯、大変ですがよろしくお願いいたします。


 先日、麦っ子に2才の坊やと遊びに来てくれたズッキーちゃんのブログをご紹介します。ズッキーはさすが!以前麦っ子でバイトをしていただけあって、麦っ子の本質を的確に捉えてくれました。



 麦っ子では、叱る、ということがすっごく自然。悪いこと、してほしくないこと、触ってほしくないもの、きちんと愛で叱ります。大人と子どもの真剣勝負。対等な人と人との関係。その熱量に、私も息子も揺さぶられに揺さぶられて、2人してビービー泣きながら、それでもここで得るものは大きいと本能がわかるから、なにも見逃すまいと―


みこべの旦那さんは(のんちゃん)は鍼灸師さんでもあるから、麦っ子の子ども達はOリングでみてもらえる(羨ましい!)さらに健康のことから子育てのこと、生き方のこと、スペシャリストです。私にとっても父親のような存在。今回もたくさん叱られました。愛を持って。



ズッキーは、「麦っ子の子ども達が、毎日真剣に周りとの関係を感じながら問題があれば自分たちで話し合って解決している。オトナは見守り、行き過ぎたときはきちんと叱る」と受け止めてくれました。中途半端に叱らないことも、子ど達の目が違うことも、小さい子の面倒を見ていることも、そのまんま真っ直ぐに見て、「役割があるってすごく子どもを大きくする」と。ああ、なんて素敵なお母さんになったんだろう…!本当にありがたく嬉しく思いました。


  子どもの先回りをすること、後始末を親がすることがいちばんよくない。

  親が協力して、世の中のために働く背中を見せること。人として接すること。

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